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ウクライナ支援チャリティコンサート レポート

Wed.

12月23日(金)東京女子大学講堂

東京女子大学の2022年度クリスマス行事のラストは、ウクライナ出身の楽器バンドゥーラ奏者、カテリーナさんによるウクライナ支援チャリティコンサートでした。
キリスト教センターとSDGs推進委員会が共催し、近隣の高齢者や障がい者施設の方々、子ども支援の方々をお招きして、コロナ禍における本学の行動指針に従いながら、学内外400名を超える来場をいただきました。

開始にあたり、矢ヶ崎紀子副学長より、本学のウクライナ支援活動やウクライナからの学生の受け入れに関する報告と挨拶がなされ、SDGs推進委員長の唐澤真弓教授が奏者を紹介して、コンサートが始まりました。
ウクライナの曲である「金色の花」や「母への道」など、母や愛をテーマにしたカテリーナさんの歌声は、バンドゥーラの澄んだ音色と共にウクライナの風景が目の前に見えるかのように美しく講堂に響きました。

演奏の間にはウクライナのことをたくさん教えていただきました。カテリーナさんはチェルノブイリ原子力発電所から2.5km離れたウクライナ・プリピャチで生まれ、生後30日で原発事故により被災されました。避難先の街では「青く光っている」などと言われ、心の傷も経験されました。6歳の時に被災した子どもたちの音楽団「チェルボナカリーナ」に入団し、世界各地でのコンサート活動を行い、日本にも訪れました。日本の素晴らしさに感動し、19歳の時に音楽活動の拠点を東京に移されました。原発から遠く、日本で安心して幸せに暮らしていた日々にロシアによるウクライナ侵攻の知らせが入りました。

以来、音楽活動と共にウクライナ支援の活動を続けておられています。カテリーナさんが語る、家族や友人、ウクライナの人々の必至の訴えは、その音色と共に多くの観客の胸を打ち、涙をうかべる方もおり、心に深く染み入る演奏でした。
演奏後、現在本学で学んでいるウクライナ出身の学生よりデュクユ(d’yakuyu ウクライナ語で感謝)をこめて花束を贈呈いたしました。アンコールでは「ふるさと」が歌われました。一日も早い平和の訪れと「ふるさと」の回復を願いながら聴かれたことでしょう。

学生からは「カテリーナさんの音楽とお話を聞いて、ウクライナの文化や現状を考えました」(大学院グローバル共生社会分野1年生)、「平和や安全安心な暮らしについて深く考えました」(国際社会学科コミュニティ構想専攻3年生)などの感想が寄せられ、音楽への共感を超えて、混迷する世界情勢の中で平和と共生社会を再考する機会ともなりました。

みなさまのご協力により集まった支援金は、ウクライナ学生支援と国連UNHCRウクライナ支援へ全額寄付いたします。

コンサート開催にあたり、国際英語学科の小林美恵子先生、在学生、同窓生のボランティアの皆さんにご協力いただきました。本学のSS精神が一堂に集まったイベントとなりました。心より御礼申し上げます。

アンコールでは「ふるさと」が歌われた