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東京女子大学

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[メディア掲載]

生涯学び続ける女性の育成-国際女性デーに東京女子大学の広告が朝日新聞に掲載されました

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2024年3月8日(金)国際女性デー、朝日新聞に東京女子大学の広告が掲載されました。
以下のリンクからご確認いただけます。

国際女性デー特別企画

日々に物足りなさを感じる女性に伝えたい「とにかくやってみる」生き方~杉並区長から学ぶ、点を面にするためのアイデア~

今年度は、東京女子大学エンパワーメントセンター国際女性デー特別企画として、3月20日(水・祝)に、杉並区長岸本聡子氏と各界で活躍する卒業生3名をお招きしたイベントを開催します。

日本の女子教育をリードし生涯学び続ける女性を育成し続けるために

2025年4月、1学部6学科の新体制に

100余年にわたり受け継がれてきた「自立した女性を育てたい」という情熱

1900年、世界中の国が参加する万国博覧会が開催されていたパリ。この街で、万博の審査委員として滞在していた新渡戸稲造と、第二次の女子官費派遣留学生としてイギリスで学び、帰国の途にあった安井てつは出会いました。

日本の女子教育の必要性を早くから示唆し、『Bushido : The Soul of Japan(武士道)』を前年に書き終えたばかりの新渡戸と、差別のない大学教育を日本の女子に与えたいという思いを強めていた安井。初対面にもかかわらず「スピリッチュアル・フレンドに相成り」「二十年以来の胞友のごとく」と安井が友人への手紙に記すほどの運命的な出会いでした。

その18年後、北米のプロテスタント諸教派の援助のもと、1918年に東京女子大学は開学しました。初代学長 新渡戸、学監 安井(のちに第2代学長)、そして常務理事として、1915年から設立のための委員を務めていたA.K.ライシャワーが就任。当時の日本の教育制度では閉ざされていた、女性への大学の門戸を開放し、キリスト教の精神に立脚した最高のリベラル・アーツ教育を行うことを目指しました。

創立以来の理念は、単に知識を求めるだけではなく、人間としての英知を養う教育。「豊かな教養に基づく幅広い視野と高い専門性を身につけ、自立した女性を育てたい」その情熱は変わることなく、女性の生涯を支援していくための大学へと発展し、卒業生たちは、日本中で、そして世界で活躍しています。

東京女子大学グランドビジョン

東京女子大学グランドビジョンは、創立100周年を迎えた東京女子大学が、建学の精神であるキリスト教の精神に基づく人格教育により、21世紀の人類・社会に貢献する女性を育てるために定めたものです。「I 東京女子大学グランドビジョン」と「Ⅱ 育成する人物像」で構成されます。

Ⅰ 東京女子大学グランドビジョン

  1. キリスト教の精神に基づき、人類・社会の問題解決に貢献する女性を育てる。
  2. グローバル化・高度情報化した21世紀の社会を切り拓き、国際社会で活躍する女性を育てる。
  3. 教育内容・教育方法の改革に取り組み、主体的に学ぶことを学び、学び続ける姿勢をもった女性を育てる。
  4. 「専門性をもつ教養人」育成の原点である本学のリベラル・アーツ教育を、現代社会に活かす形で充実させる。
  5. 大学院教育では、専門領域における研究能力と深い学識を備え、同時に豊かな教養と広い視野を合わせ持つ「教養を備えた高度な専門的職業人」を育成する。
  6. 女性の自己確立と、女性の生涯にわたるキャリア構築を支援する。
  7. ステークホルダーとの関係を強化し、社会との結びつきを強め、社会から支持される大学を実現する。
  8. 学習環境を整備し、現代の高等教育機関にふさわしい施設・設備を確保する。
  9. 財政基盤を強化し、教育・研究を支える基盤を強める。

Ⅱ 育成する人物像

1.知力(知識)を行動力にするリーディングウーマン —論理的思考に基づく判断力・決断力・実行力を備えた女性、他者を尊重し協働できる女性—

・多様性を受容し包摂する力を育成する教育
・異なる考えや意見を受け入れる力を育成する教育
・問題解決型教育(PBL)の展開

2.国際的な視野をもった地球市民としての女性

・グローバルビジョン育成のための教育の推進
・国際的視野を育む教育環境の整備
・多文化共生社会への理解を深める教育
・英語教育の強化
・英語による授業の展開
・留学・海外体験の奨励・促進

3.専門性と幅広い教養をもった女性

・本学独自のリベラル・アーツ教育の一層の推進
・文理融合型の教育の展開
・専門教育の充実による高度な専門的職業人および研究者の育成
・体系性・順次性をもった専門教育の推進
・幅広い視点から考える力を養う全学共通カリキュラムの充実

4.キャリアをカスタマイズする女性 —生涯にわたって主体的に学び続け自らキャリアを構築する女性—

・正課教育と正課外教育の連携によるキャリア教育の充実
・一人ひとりの生涯にわたるキャリア構築支援
・一人ひとりの個性に合ったキャリア支援の充実

5.21世紀の高度情報化社会に対応できる女性

・高度のICTリテラシを身につける教育
・データ・証拠に基づく理解・課題解決能力の育成