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東京女子大学

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[レポート]

株式会社電通による寄付講座「メディアと経済」レポート

Tue.

東京女子大学では2024年度より、授業内における産学連携、企業寄付講座、海外研修など、学内学外を学びのフィールドとする授業科目を充実させ、社会で活用できる課題解決力や実践力を育んでいます。
今回は、心理・コミュニケーション学科科目として新たに開講した、株式会社電通による寄付講座「メディアと経済」の授業風景をお知らせいたします。
2024年度後期に開講した「メディアと経済」では、「スマホと世の中と幸せの関係性」をテーマに、株式会社電通の古賀明成氏、丸島一恵氏(本学卒業生)に授業を担当いただいています。
メディア・マスコミ業界の第一線で活躍する実務家の方々によるオムニバス形式の講義として、「プラットフォーム」「メディア/スポーツビジネス」から「クリエーティビティ」まで、誰もが何らかの形で関わっている「メディアと経済」を多様な切り口で紐解きます。あらゆるものが多元的にメディアとなりうる現代において、メディアを通じて経済がどのように回り生活者の幸せにつながっていくのか、そして生活者にとって今後メディアがどのような存在になっていくのか、理解を深めることを目指します。

2024年11月12日(火)に行われた第6回の授業では、「“溢れる情報” の中で “嬉しい情報” に出会うために知ってほしいデータマーケティングの話~データ(情報)から紐とくメディアと経済と企業の関係性~」と銘打ち、電通データ・テクノロジーセンターでシニアアナリストとして活躍する馬容容氏に講義をしていただきました。データマーケティングの最前線を走る立場から、「データ」を軸にして考える「メディア・企業・経済」の関係性や、特に「データドリブンマーケティング」と呼ばれる手法の詳細について解説していただきました。
講義後、学生は講師とともに活発なディスカッションを行い、「講義を踏まえて自身のデータが使われていることへの感じ方が変わったか」「どのような広告なら届いて嬉しいか・嬉しくないか」など、様々な意見が交わされました。
日々メディアに触れる機会が多い学生たちによる生の声がそのままフィードバックとして講師に届けられる場面も見受けられました。