准教授
マサキ イクタロウ
正木 郁太郎
現代教養学部 心理・コミュニケーション学科 心理学専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 心理学科
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- 主な担当授業・演習
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- 社会心理学概論(社会・集団・家族心理学)
- 心理学実験演習Ⅱ(調査法)
- 3年次演習(心理学)
- 4年次演習(心理学)A
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- 所属学協会・プロジェクト
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- 日本社会心理学会
- 日本心理学会
- 日本グループ・ダイナミックス学会
- 組織学会
- 産業・組織心理学会
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 『感謝と称賛 人と組織をつなぐ関係性の科学』(単著、東京大学出版会、2024年)
- 『多元的無知 不人気な規範の維持メカニズム』(共著、東京大学出版会、2023年)
- 『職場の性別ダイバーシティの心理的影響』(東京大学出版会、2019年)
コメント
社会心理学は、人の心の働きについて、対人関係や社会との関わりを重視して明らかにする学問です。また、人の心理・行動の観点から社会で起こる様々な出来事を分析する学問でもあり、私たちにとって身近な様々な問題を研究で扱います。例えば、私にとってはそれが「組織」というテーマでした。人は様々な組織を作り、所属して活動しますが、予想外の問題も多々起きます。例えば、多様な価値観・考え方や特徴を持つ人が同じ集団にいること(ダイバーシティ)は、望ましいことに思えますが、実際にはもめごとが増えることも多いです。その背後にある心理・行動メカニズムや、それを踏まえた改善方法に何があるのでしょうか?なお、研究対象になりうるテーマはこれに限らず、サークル・部活動や身近な対人関係、文化差の問題なども含まれます。自分なりの問題意識を人の心理・行動の観点から深める経験を通じて、社会に対する自分なりのものの見方や考え方を養いましょう。