知のかけはし科目【2024年度新設】
異なる学問領域の教員2名が担当となり、教員と学生が一体となって1つの課題について議論を交わします。文系・理系といった単純な枠組みだけでなく、さまざまな専門領域の壁を越えた知見を養うとともに、異なる思想との折衝を通じて自らの知的関心を広げ、専門の学びを広い文脈で捉えなおすための科目です。
授業科目
- 人文社会横断型 26科目(選択必修*1)
- 自然科学包含型 9科目(選択必修*2)
想定される組み合わせの例
● 宗教学×経済学 ● まちづくり学×メディア学 ●数学×文学 etc…
※必ずしも掲載している組み合わせで開講されるものではありません。2024年度からスタートする新しい科目のため、現在どのような学問領域を組み合わせるか検討中です。決まり次第、公式サイト等で紹介します。
※必ずしも掲載している組み合わせで開講されるものではありません。2024年度からスタートする新しい科目のため、現在どのような学問領域を組み合わせるか検討中です。決まり次第、公式サイト等で紹介します。
POINTS
1.「セレンディピティ」を重視
専門分野が異なる教員がタッグを組み、教員も学生もオープンな姿勢でひとつの授業を展開していきます。学問領域の違いを越えた対話や議論を通して、思わぬ視点から意見が飛び出す「セレンディピティ」を重視します。予測できない展開から対話力が高まることも期待できます。
2.専門科目を学びながら学ぶ
必修のうち1科目は3年次以上で履修し、4年間を通して履修可能です。自身の専門を客観的に見直したり、別の学問分野のアプローチを参照したりすることにより、新たな気づきを得て、より幅広い視野で専門を深めることができます。
3.専門科目の教員から学問の面白さを知る
知のかけはし科目は、専門教育の導入科目ではありません。この科目を担当するのは、各学科・専攻で専門科目を教える教員です。各分野を極めた専門家だからこそ、専門分野の面白さや他分野へのつながりを伝えることができるのです。学生にとっては学問の面白さに気づくための科目にもなります。
4.自分の考えとは異なる他者の意見に触れ、物事を多角的に捉える
「何を学ぶか(What)」ではなく「どのように学ぶか(How)」を大切にし、“博識”になることが目的でなく、考える力を養います。同じ科目の履修者は、学年も所属する専攻も違います。自分の考えとは異なる他者の意見に触れることで、物事を複眼的に捉えられるようになります。
この新たな試みに先駆け、この対談記事では、2名の教授がひとつのテーマについて共に向き合い思考を広げていく様子をお届けします。
女性の生きる力科目
女性の自己確立の基盤となる知識・能力を身につけます
女性学の知識やジェンダー的視点から社会・文化・歴史の諸相の理解を深める、女子大学の特徴を生かした科目群です。女性の自立的社会参加の基盤となる識見を養うことにより、現代の諸問題に向き合い、解決する能力を身につけます。また、女性の生涯の健康や、身体運動・スポーツに関する授業も展開。身体運動能力の向上を図るとともに、心身コンディショニング力や自己管理能力を養います。
授業科目
キリスト教学科目
キリスト教の歴史や思想をもとに人間観、世界観、倫理観を養います
東京女子大学でキリスト教を学ぶことの意義を踏まえ、考える心を育てます。1年次では必修科目として建学の精神やキリスト教思想と聖書に関する基礎知識を学びます。2年次からの選択科目では、キリスト教の歴史や思想、キリスト教と芸術や社会との関わりなど、多彩なテーマを学べます。