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東京女子大学

ストーリー

[卒業生]

民間企業の研究員として、大学院で修得した専門性を社会に還元したい

2018年 人間科学研究科 生涯人間科学専攻(当時)卒業 株式会社イデアラボ 研究員(取材時の所属)

今の仕事に大きなやりがいを感じています。

大学卒業後、一度は就職したのですが、卒業論文で扱った「文字の読みやすさ」というテーマをもっと深く追究したいと思い、2年後に大学院へ入学しました。大学院では心理学や視覚科学の分野で研究を続け、統計学の手法なども学びました。

博士号取得後は研究者・教員として大学に残る道も考えましたが、自分が研究してきたことを社会に還元したいという思いが強く、心理学に関する研究・開発コンサルティングを行っているイデアラボに就職しました。

現在は研究員として勤務し、クライアント企業に向けて心理学的根拠に基づいたユーザーへのアプローチ法を提案したり、アカデミックな視点で実験やアンケート・インタビュー調査を実施・分析したりという業務を担っています。多くの人に利用される商品・サービスの開発・改良に専門性を活かしながら携わり、よりよいものづくりに貢献できる今の仕事に大きなやりがいを感じています。

Another Face

大学時代の「私」

学部生時代、特に印象に残っているのが、2 年次のゼミで芸術と人間の視覚の関係について学んだことと、先生が主催する国際学会ツアーでロサンゼルスを訪れ、インクルーシブデザインの公園などを見学したことです。これらをきっかけに視覚科学やユニバーサルデザインに興味を持ち、その後の研究テーマにつながっていきました。

My recommendation

興味の範囲が広い方には、ぜひいろいろな教養をつけることのできる大学や学科を選んでいただきたいなと思います。その点で、東京女子大学は自分で次のステップを選ぶための教養をつけさせてくれる大学だったと感じています。楽しくたくさんのことを学んでいただきたいです。