興味があることに積極的に取り組んだ大学生活
入学して間もない大学1年次の時。国際的な視野を得たいとは思っていたものの、何を学ぶのかぼんやりしていた私を導いてくれたのが、中国近現代史を専門とする茂木敏夫先生だった。大学生活全般の相談に応じてくださり「この先生の下で学びたい」と思うように。2年次には日中友好大学生訪中団に参加し、中国に1週間滞在した。日本にいるだけでは体感できなかった中国の都市機能の高さに驚き、この国のことをもっと学びたいと思った。
興味を持ったことは何でも応援してくれる東京女子大学の雰囲気に背中を押され、キャリアイングリッシュ課程※にも所属。英語を専攻せずとも、自専攻では国際関係を学びながら、語学力も十分に高められるのは東京女子大学の魅力だ。3年次には英国エディンバラ大学に1年間留学し、留学先でも中国の近代化を中心に学んだ。アジア・中国・日本が欧米ではどのように表現されているのか、日本国内では得られない視点を学ぶことができた。
振り返って、私は大学生活で「やりたい」と思ったこと全てに挑戦できたと断言できる。東京女子大学には、一人ひとりに寄り添い、履修科目だけでなく人生相談全般に応じてくださる先生方がいる。そして、文理問わず幅広く履修でき、学びの視野を広げてくれる。少人数制だから、学生同士が顔の見える関係で、互いに刺激を受けながら学ぶこともできる。
高校時代の何気ない興味で国際関を専攻した私が、中国や英語に興味を持ち、目標を持って日々チャレンジできたのは、この大学が、自主的・継続的に学ぶ力を育ててくれたからだと思うのだ。
興味を持ったことは何でも応援してくれる東京女子大学の雰囲気に背中を押され、キャリアイングリッシュ課程※にも所属。英語を専攻せずとも、自専攻では国際関係を学びながら、語学力も十分に高められるのは東京女子大学の魅力だ。3年次には英国エディンバラ大学に1年間留学し、留学先でも中国の近代化を中心に学んだ。アジア・中国・日本が欧米ではどのように表現されているのか、日本国内では得られない視点を学ぶことができた。
振り返って、私は大学生活で「やりたい」と思ったこと全てに挑戦できたと断言できる。東京女子大学には、一人ひとりに寄り添い、履修科目だけでなく人生相談全般に応じてくださる先生方がいる。そして、文理問わず幅広く履修でき、学びの視野を広げてくれる。少人数制だから、学生同士が顔の見える関係で、互いに刺激を受けながら学ぶこともできる。
高校時代の何気ない興味で国際関を専攻した私が、中国や英語に興味を持ち、目標を持って日々チャレンジできたのは、この大学が、自主的・継続的に学ぶ力を育ててくれたからだと思うのだ。
経済成長に必要な金属資源の安定供給を支える
私は現在、総合商社の金属資源を扱う部門で働いている。顧客のニーズに合わせ、世界各国の商品に付加価値を付けて提供したり、プロジェクトに経営資源を投入し価値向上に貢献したりするのが総合商社の仕事だ。
商社を就職先に選んだのは、留学先で、中国から来た留学生が日本の製品を高く評価するのを目の当たりにしたからだ。国家間や政治の世界では私声を上げても届かない部分があるけれど、ビジネスを通じてつながることができる。自分が扱う商材が架け橋になるのは素敵だと思った。最初はとても大変だった。だが、新しい知識の吸収に抵抗なく取り組めたのは、学ぶ力を育ててくれた東京女子大学のおかげだ。
所属している金属本部は、銅・アルミ・鉄といった金属資源のトレードや鉱山開発への事業投資などを推進する部署だ。中でも私は本部直轄の組織で、金属事業全体の戦略策定や予算策定などに従事している。世界中にフィールドがあり、全社利益の40%近くを出している金属部門の戦略や予算策定の担当とあって、プレッシャーは非常に大きい。専門用語の理解はもちろん、日々変動する市況価格をチェックし、業績との関連を見る必要もある。経済・金融・会計の知識など理解しなければならないことが多く、最初はとても大変だった。だが、新しい知識の吸収に抵抗なく取り組めたのは、学ぶ力を育ててくれた東京女子大学のおかげだ。
現在は主に社内業務に従事しているが、今後は営業部に異動し、よりお客さまに近いところで働きたい。海外駐在も経験しながら、国内外で活躍できるビジネスパーソンとして、日本と世界の橋渡しをしていくのが目標だ。
商社を就職先に選んだのは、留学先で、中国から来た留学生が日本の製品を高く評価するのを目の当たりにしたからだ。国家間や政治の世界では私声を上げても届かない部分があるけれど、ビジネスを通じてつながることができる。自分が扱う商材が架け橋になるのは素敵だと思った。最初はとても大変だった。だが、新しい知識の吸収に抵抗なく取り組めたのは、学ぶ力を育ててくれた東京女子大学のおかげだ。
所属している金属本部は、銅・アルミ・鉄といった金属資源のトレードや鉱山開発への事業投資などを推進する部署だ。中でも私は本部直轄の組織で、金属事業全体の戦略策定や予算策定などに従事している。世界中にフィールドがあり、全社利益の40%近くを出している金属部門の戦略や予算策定の担当とあって、プレッシャーは非常に大きい。専門用語の理解はもちろん、日々変動する市況価格をチェックし、業績との関連を見る必要もある。経済・金融・会計の知識など理解しなければならないことが多く、最初はとても大変だった。だが、新しい知識の吸収に抵抗なく取り組めたのは、学ぶ力を育ててくれた東京女子大学のおかげだ。
現在は主に社内業務に従事しているが、今後は営業部に異動し、よりお客さまに近いところで働きたい。海外駐在も経験しながら、国内外で活躍できるビジネスパーソンとして、日本と世界の橋渡しをしていくのが目標だ。
プロフィール
東京都出身。卒業後、総合商社の丸紅株式会社に入社。経済成長に不可欠な鉄・銅・アルミなどの金属を扱う金属本部にて、これからの事業投資やトレードに関する戦略策定・予決算管理業務などに従事。