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東京女子大学

ストーリー

[在学生]

専門性と客観性を併せ持つことが、深い理解と新たな興味の発見に

人文学科日本文学専攻3年<取材時の学年>東京都・私立桜美林高等学校 出身

日本文学専攻は、日本語学から日本文学まで、日本語に関わるすべてが研究対象となります。私が特に興味を持って取り組んでいるのは「人文学」の分野です。史学・哲学・文学を学ぶ意義を、初歩的な事柄から理解。本学科ならではの特徴として他の専攻(哲学専攻、歴史文化専攻)の授業を受けられるため、自専攻の学びを客観的に見つめ直すことができ、広い視野や考え方を身につけられます。また、ゼミでは「江戸文学散歩をプロデュースする」というテーマに挑戦。チームごとに散歩の舞台となる土地を決め、江戸時代の古地図や浮世絵、文学作品などでどのように表現されているのかを調査。それらを巡る散歩コースをつくり、プレゼンテーションを行いました。江戸の文化・文学と土地のつながり、現代との関わりなどを研究する中で、現代も国内外で注目を集めているジャパニーズカルチャーの多くが江戸時代にルーツを持つことや、江戸文学を読み解くことが、現代の文化を理解するヒントになることも分かりました。今後は、江戸時代に親しまれた妖怪に着目して研究し、近現代の妖怪作品と比較しながら、知見を深めたいと思います。