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東京女子大学

ストーリー

[在学生]

歴史を通して多面的な世界を学び公平な視点を持つ思考の基礎を磨く

人文学科歴史文化専攻3年<取材時の学年>東京都・私立吉祥女子高等学校出身

大学で学ぶのは暗記中心の歴史ではなく、「自らが新しい歴史の見方を発見する」歴史学です。本専攻は、2年次までに日本史と世界史の概論を学んだ上で、3年次の先輩と合同で、日本・西洋の古代・中世・近世・近現代とアジア史の中から選択できる演習があります。史料集めの難しさを実際に体験し、先輩の報告から研究のまとめ方を学んだ上で、自分のやりたいことを選択できるのも魅力です。所属する日本近現代史のゼミでは、公文書館や国会図書館などに足を運んで探した史料や論文を読み解き、歴史学研究に必要な「批判的に捉える力」を磨いています。現代と地続きである日本近現代史を膨大な情報から学び、検討し、第三者に伝えることは、今の社会や私たちの在り方を問うきっかけにもなり得ます。歴史を通して、自分にとっての「当たり前」を疑う大切さに気づけたことは、多様性の社会を柔軟に生き抜くスキルの向上につながっていると実感。将来は、物事は多面的でひとつの視点では捉えられないことを知り、公平な立場で物事を見る思考の基礎を作ってくれた大学での学びを生かせる仕事に就きたいと考えています。