人生の在り方は唯一無二。幅広い視野で社会との関わりを捉えます

年齢を重ねるとともに広がっていく「社会」との関わりを、個人の視点だけではなく、多角的に捉え、大きな視野で学びたいと社会学専攻を志望しました。社会学は、家族や労働、福祉、ジェンダー、ライフコース、多文化など、日常のあらゆることが学びの対象になります。女性の社会進出や家族形態の変化に伴い、生き方や価値観が多様化した現代社会において、ライフコースは就学・就職・結婚・出産といった、人生におけるライフイベントを点ではなく道筋として捉えるものと知り、自分の将来を考える上でも興味は尽きません。「ライフコースの社会学」では、そんなライフコースの在り方とニーズを、社会福祉制度の側面から学んでいます。ジェンダーの不平等や日本型の雇用システム、ワークライフバランスなどについての知識も増え、キャリアを考える際の選択肢が増えたと感じています。授業のグループワークは、他の学生と多くの意見を交わして、自分の考えをより深めていけるところが魅力的。唯一無二の一生が個人にあり、他人にとらわれる必要はないのだということを、社会学を通して探究しています。