自分を変えてくれた場所。
東京女子大学との出会い
「誰かの人生を変えるきっかけとなれるような、自立した女性になりたい」。
これが今の私の目標だ。高校までどうしても自信が持てず、内気だった自分がそう思えるまで変わったのは、東京女子大学で過ごした日々があったから。そう確信している。
最初は、「女子大に行きたい」という単純な思いがあった。他者との違いに感度が高い性格のせいか、共学だった中高時代、周りを気にして自分の意見を口にできないことが多かった。そんな私でも、女性だけの環境でなら、今よりも自分を素直に表現できるようになるのではないか——。
そう思いながら大学選びに悩んでいた時、ふと目にしたのが、東京女子大学の美しいキャンパスの写真。「ここで学びたい!」と直感的に感じた。
調べていくうちに、もともと興味のあった心理学を幅広く学べるカリキュラムがあることを知り、知性と感性の両方を磨ける環境にますます惹かれていった。
これが今の私の目標だ。高校までどうしても自信が持てず、内気だった自分がそう思えるまで変わったのは、東京女子大学で過ごした日々があったから。そう確信している。
最初は、「女子大に行きたい」という単純な思いがあった。他者との違いに感度が高い性格のせいか、共学だった中高時代、周りを気にして自分の意見を口にできないことが多かった。そんな私でも、女性だけの環境でなら、今よりも自分を素直に表現できるようになるのではないか——。
そう思いながら大学選びに悩んでいた時、ふと目にしたのが、東京女子大学の美しいキャンパスの写真。「ここで学びたい!」と直感的に感じた。
調べていくうちに、もともと興味のあった心理学を幅広く学べるカリキュラムがあることを知り、知性と感性の両方を磨ける環境にますます惹かれていった。
「言葉の修得」をめぐる真逆の考え方。
学問の面白さにのめり込んだ2つの授業
入学後に待っていた環境は期待を超えるものだった。
緑に包まれた静かなキャンパス。先生が名前を覚えてくれるほどの距離の近さ。授業中、質問のしやすい温かな雰囲気。真面目で芯の強い友人たちと切磋琢磨しながら真剣に学び合う、そんな日常が当たり前にあることがうれしかった。
でも、何より刺激的だったのは学びの中身だ。特に印象に残っている授業がある。心理学科の専門科目である「学習・言語心理学」と、全学共通カリキュラム科目の「言語の多様性と普遍性」。どちらも人の言語習得をテーマにしていて、自分の興味から履修した授業だ。
前者で教わったのは、「言葉は親との対話などを通して“後天的に”覚えるもの」という考え方。一方、翌日に受けた後者の授業では、「人種ごとに共通の言語プログラムが“先天的に”備わっている」という学説に触れた。同じテーマに対して真逆の理論を同時に教わる、初めての経験だった。
正解がない1つの事柄を、相反する立場から考える——「大学での学びってなんて面白いんだろう」。リベラルアーツの醍醐味に魅了された私は、一気に学びの世界にのめり込んでいった。
緑に包まれた静かなキャンパス。先生が名前を覚えてくれるほどの距離の近さ。授業中、質問のしやすい温かな雰囲気。真面目で芯の強い友人たちと切磋琢磨しながら真剣に学び合う、そんな日常が当たり前にあることがうれしかった。
でも、何より刺激的だったのは学びの中身だ。特に印象に残っている授業がある。心理学科の専門科目である「学習・言語心理学」と、全学共通カリキュラム科目の「言語の多様性と普遍性」。どちらも人の言語習得をテーマにしていて、自分の興味から履修した授業だ。
前者で教わったのは、「言葉は親との対話などを通して“後天的に”覚えるもの」という考え方。一方、翌日に受けた後者の授業では、「人種ごとに共通の言語プログラムが“先天的に”備わっている」という学説に触れた。同じテーマに対して真逆の理論を同時に教わる、初めての経験だった。
正解がない1つの事柄を、相反する立場から考える——「大学での学びってなんて面白いんだろう」。リベラルアーツの醍醐味に魅了された私は、一気に学びの世界にのめり込んでいった。
多様な人々と価値観との出会いが
自分軸を確立するきっかけに
ずっと心理学にしか興味のなかった私の視野がぐっと広がった瞬間は、他にも数えきれないほどあった。
たとえば、「キリスト教と女性」いう授業で、日本でのキリスト教普及に尽力した女性の活躍について学んだ時。戦争や病気などの困難と戦いながら、社会に功績を残し、今なお語り継がれる女性たちがいる。そんな生き方に深く感銘を受けた。「私もそんな自立した女性になりたい」と感じたのはこの時だ。
すべての学生が1つのキャンパスで学ぶ環境で、他学科・専攻の学生と交流があったことも大きい。
興味や考え方が違う人と一緒に学ぶ中で、「いろんな人がいて、価値観も人それぞれ違う」という当たり前の事実を実感。自分自身が違いに寛容になれたし、「他者を気にして縮こまる必要はない。自分は自分のままでいい」と思えるようになったのだ。
そうした毎日を過ごす中で、いつの間にか、自分を好きだと思えるようになっていた自分がいた。
どの授業もとにかく面白くて、純粋に学びたいと思わせてくれたこと。真剣に励むほど、知識が自分の中で形になっていく楽しさを知ったこと。先生・友人との距離が近いからこそ、努力すればきちんと評価として返ってくると実感できたこと。こうした経験の一つひとつが、自分の自信につながったのだと思う。
大学で自分が大きく変わった実体験をしたからこそ、所属する臨床心理学のゼミでは、青年期の心の働き、とりわけ「自己愛」にフォーカスして研究を進めている。
テーマは、「自己愛と失敗後のレジリエンス」。失敗体験を自分の中でどう受け入れ、立ち直っていくのか。回復の早さと自己愛の強さの間に相関関係はあるのか。それを明らかにすることは、私の学びと経験の集大成になるだろう。
東京女子大学で得たすべてを力に変えて、卒業後も自立した女性として生きていきたい。これからも、私が誇れる好きな私でいるために。そしていつか、そんな私の人生や考え方を誰かが見て、共感して、憧れてもらえるように。そうなれる時まで努力を続けたいと思っている。
たとえば、「キリスト教と女性」いう授業で、日本でのキリスト教普及に尽力した女性の活躍について学んだ時。戦争や病気などの困難と戦いながら、社会に功績を残し、今なお語り継がれる女性たちがいる。そんな生き方に深く感銘を受けた。「私もそんな自立した女性になりたい」と感じたのはこの時だ。
すべての学生が1つのキャンパスで学ぶ環境で、他学科・専攻の学生と交流があったことも大きい。
興味や考え方が違う人と一緒に学ぶ中で、「いろんな人がいて、価値観も人それぞれ違う」という当たり前の事実を実感。自分自身が違いに寛容になれたし、「他者を気にして縮こまる必要はない。自分は自分のままでいい」と思えるようになったのだ。
そうした毎日を過ごす中で、いつの間にか、自分を好きだと思えるようになっていた自分がいた。
どの授業もとにかく面白くて、純粋に学びたいと思わせてくれたこと。真剣に励むほど、知識が自分の中で形になっていく楽しさを知ったこと。先生・友人との距離が近いからこそ、努力すればきちんと評価として返ってくると実感できたこと。こうした経験の一つひとつが、自分の自信につながったのだと思う。
大学で自分が大きく変わった実体験をしたからこそ、所属する臨床心理学のゼミでは、青年期の心の働き、とりわけ「自己愛」にフォーカスして研究を進めている。
テーマは、「自己愛と失敗後のレジリエンス」。失敗体験を自分の中でどう受け入れ、立ち直っていくのか。回復の早さと自己愛の強さの間に相関関係はあるのか。それを明らかにすることは、私の学びと経験の集大成になるだろう。
東京女子大学で得たすべてを力に変えて、卒業後も自立した女性として生きていきたい。これからも、私が誇れる好きな私でいるために。そしていつか、そんな私の人生や考え方を誰かが見て、共感して、憧れてもらえるように。そうなれる時まで努力を続けたいと思っている。