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東京女子大学

先輩職員の声 学生生活課(教育研究支援部)

~学生により良い環境を提供するために~

職務経歴

学生生活課
2015年度入職、現部署に配属

現在担当している業務について

学生総合窓口として、臨機応変な対応を心がけています

主に窓口手続業務や課外活動(正規教育課程に属さないサークル活動やボランティア活動)業務を担当しています。「大学職員」と聞いて、まっさきにイメージする仕事ではないでしょうか。ただ窓口の職員というと、窓口の仕事のみを担っているようにイメージされることが多いですが、実はその裏で様々な業務を扱っています。学生情報の管理や保険手続き、災害時の学生の安否確認、大学祭の支援など、学生生活を送るうえで必要不可欠な幅広い仕事をしています。
特に学生生活課は「学生の総合窓口」という役割があるため、どこに聞けばよいのかわからない質問・相談なども多く寄せられます。その中には規則に当てはめられないような非定型業務も多く、周囲とコミュニケーションをとりながら、柔軟な対応をとることが求められます。

よくある一日の流れ

9:00 メールチェック・業務確認
9:30 茶道サークルの学生と新築施設(和室)の見学・使用方法の打ち合わせ
10:00 大学祭実行委員と今年度の大学祭について打ち合わせ
10:30 郵便物の受取・整理
10:40 学内各所から集まった落とし物の仕分け
11:00 入力された学生情報のチェック
11:25 昼休み
12:25 窓口対応(住所変更・施設貸出し・通学区間変更など)
13:15 大学行事のオリジナルグッズ・ポスターの作成
15:00 学外のボランティア募集情報の整理
15:15 鉄道会社へ送付する教育実習用定期券の申請書作成
17:00 退勤
窓口や電話、メールの対応は一日を通して行っています。

大学職員、そして東京女子大学を選んだ理由

人の努力や挑戦を支える仕事がしたかったからです。私自身、なにかに挑戦をするたび「教育」というものの重要性を認識してきました。学校や塾や予備校、習い事など教育に携わる人々に支えられ、ここまで成長できたと感じています。そうして自分を成長させてくれた「教育」に自分の力を還元したい、という思いを強く持っていました。教育という枠組の中でも、教員ではなく職員を志望したのは、教育環境を整える仕事に魅力を感じたからです。特に無限の可能性を持つ学生の集合体である「大学」の職員は、とてもやりがいがあります。実際今担当している業務は、学生4000人が挑戦できる場をつくっているという実感があり、意欲を持って取り組むことができます。
なかでも東京女子大学は少人数教育であり「個」を尊重する姿勢が伝統として根付いています。そのため、他大学と比べ一人ひとりに細やかな対応をとることができます。大学職員として学生を力強くサポートできるというのは大きな魅力です。

仕事のやりがいや楽しさを感じる時

やはり一番やりがいを感じるのは、学生から感謝の言葉をもらえたときです。これは窓口を持つ課の醍醐味だと思います。ただ窓口対応の際「ここはサービス業の窓口ではなく教育機関の窓口である」ということは常に頭に置いています。学生にあれこれ世話を焼く、なんでもしてあげるのが仕事ではありません。学生の主体性や成長を育む教育機関の窓口として対応することが重要です。それで手間が増えたり、学生に面倒がられたりすることもありますが、それも仕事のうちだと考えています。
また学生が頑張っている姿を見ると、自分も負けていられないと思います。勉強やサークル活動に精を出している学生、初めての一人暮らしに奮闘している学生、アルバイトを頑張っている学生、皆それぞれ苦労や努力をしています。そうした学生と触れ合う機会が多いので、常にモチベーションを保つことができます。

入職前と入職後、本学で働くことに対するイメージは変わりましたか?

想像していたイメージと大きくかけ離れていることはありません。特に温かみのあるアットホームな雰囲気は、想像していた通りでした。しかし、担当する業務の幅は想像していたよりも広く驚きました。例えばロッカーの鍵の暗証番号を忘れたという学生のため、長さ30cmのペンチで鍵を壊しに行くこともあります。学内行事の記念品として、大学オリジナルグッズのデザインを考えることもあります。実際に働くまでは想像もしていなかった業務が次々出てきます。しかしどの仕事も「こんなことまでしなくてならないのか」というがっかりしたものではなく「こんなこともできるのか」という嬉しい驚きを与えてくれます。

東京女子大学の職員を目指す方へのメッセージ

イベントポスターの作成や、本学オリジナルグッズのデザイン考案もしています

少子化やグローバル化という社会の変化に伴い、今後大学に求められるものは今以上に多種多様なものになるでしょう。そうしたニーズに応えられる大学を作り上げていくためにも、皆さんそれぞれの個性や強みを活かしていただきたいです。
大学職員という職種に限らず、就職活動をしていると、あまりに多くの情報が入ってきて自分のやりたいことがわからなくなることもあると思います。しかしそれに負けずに考え抜いて、考え抜いた先に見えた道に進めば、きっと後悔は残りません。その道が大学職員であるなら、ぜひ東京女子大学にも応募してみてください。一緒に働ける日を楽しみにしております。