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東京女子大学

先輩職員の声 広報課(教育研究支援部)

~東京女子大学を好きになってもらうために~

職務経歴

広報課
2020年度入職、現部署に配属

現在担当している業務について

オンラインで受験生対象イベントを行っています。

大学における広報には、大学全体のブランディングを図る「大学広報」と受験生を募る「入試広報」の2種類がありますが、双方にわたっていくつかの業務を担当しています。
具体的には、「大学広報」として広報媒体の編集や、プレスリリース出稿、取材対応をしています。また、「入試広報」としてオープンキャンパスなど受験生対象イベントを実施したり、高校生を相手にした個別相談や、大学説明会に参加することもあります。在学生によるWebマガジンなど、学生広報スタッフと連携して行う広報業務も担当範囲です。学外と接する機会が多い部署のため、毎日予想もしなかった案件や業務が発生しています。社会情勢や時代の流れを鑑みて必ずしもこれまで通りの方法ではできない仕事もあり日々難しさを感じていますが、他教職員と協力し合いながら取り組んでいます。

よくある一日の流れ

9:00 メールチェック、資料請求対応
9:30 取材者対応、キャンパス案内
11:00 プレスリリース入稿
11:25 昼休み
12:25 広報誌校正
15:00 大学院案内制作打ち合わせ
16:00 受験生対象イベントマニュアル作成
17:00 退勤

大学職員、そして東京女子大学を選んだ理由

単純な理由ではありますが、大学という場が好きだったため大学職員を志しました。人々が学び研究する環境を支える仕事をすることで、自分自身も学び成長し続けられるのではと思い、就職に至りました。また、学生時代から大学職員の方にお世話になる機会が多く、親身に寄り添ってくださる職員に感謝と憧れの気持ちを抱いていたことも理由の一つです。
私自身女子高校を卒業後、女子大学に進み、ジェンダー研究に触れることも多かったということもあり、伝統的に女子教育を重んじている東京女子大学を就職先に選びました。今はもう女性だからといって教育の機会を阻まれるような時代ではありませんが、まだまだジェンダーギャップは社会に深く根付いていると感じています。今後とも学生がのびのびと学べるよう、大学職員として働き続けていきたいです。

仕事のやりがいや楽しさを感じる時

授業風景や楽しそうに過ごす学生を見かけるたびに「大学で働いていてよかったな」と思います。また、同じように東京女子大学を大切に思ってくれている人と接するととても嬉しいです。学生広報スタッフとして活動する在学生は、自分の通う大学に誇りを持ち積極的に魅力をアピールしてくれる方が多く、接していると元気が湧いてきます。本学に憧れを持ち目指してきてくれる受験生に出会った時は、嬉しさとともに期待に応えなくてはと身が引き締まる気持ちになります。広報課の仕事は、学生に限らずそうした東京女子大学を好きになってくれる人を増やすことだと思っています。どうすればより良い大学になるのか、本学の魅力が効果的に伝わるのか常に考え続けながら、広報業務に取り組んでいきたいと感じています。

入職前と入職後、本学で働くことに対するイメージは変わりましたか?

学生時代、何度か学内イベントや発表会でお手伝いすることがあり母校の広報課職員と接する機会がありました。その際の印象よりもっと大学職員の仕事は複雑で多岐にわたっているのだと入職後にわかりました。例えば、一つのイベントをとっても申込システムの構築から参加者募集、資料作成、事前説明会実施、アンケート実施、謝礼支払いといったように数多くの業務が必要となります。イベント実施のために行われていたことは全て誰かの業務だったのだと、当たり前ですが実感し、日々周りに感謝するようになりました。ただ、東京女子大学で働くこと自体の充足感はイメージ通りだったと言えます。困難な課題に直面しながらも一つひとつの問題に真摯に向き合い、充実した毎日を送っています。

東京女子大学の職員を目指す方へのメッセージ

東京女子大学の魅力を知ってもらうため、様々な広報誌を作成しています。

大学職員は、自らの属する大学に寄与するだけでなく、大学への貢献を通して社会全体に働きかけられる仕事だと思っています。昨今は少子化も進み、また世界規模で新型コロナウイルスという大きな問題に直面している中、大学のあり方が改めて問われる時代になっています。新しい時代に東京女子大学がどんな存在となっていくのか、今働いている私たち職員はもちろん、これから入職される方々の力にかかっています。これを読んでいる皆さんと一緒に共に働ける日を楽しみにしています。