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東京女子大学

ストーリー

[在学生]

興味のある理系分野の学びを深めつつ、将来に向かって努力する姿勢が身につきました

現代教養学部 数理科学科 情報理学専攻4年<取材時の学年> 神奈川県・私立相模女子大学高等部出身

東京女子大学との出会いは、女子大学に元々興味があり、どのような女子大学があるか調べているときでした。一つの分野に偏ることなく、幅広い教養を身に着つけた人になりたいと思っていたので、現代教養学部でそれが実現できるのではと考え、東京女子大学を選びました。
もともと理系の科目が満遍なく好きなので、数学や自然現象を融合させ、幅広い理系の学びが可能な情報理学専攻に興味を持ちました。授業では生物が生き残るために戦略を立てて行動することを学ぶ「進化生物学」や身近な現象について数理モデルを作る「数理モデルとシュミュレーション」など、興味のあった理系分野の学びを深めることができました。
3年生から始めた就職活動では、キャリア・センターが開催する全5回の就職ガイダンスに参加したことで、何から始めれば良いのかがわかり具体的な計画を立てることができました。合同説明会やインターンなどに参加して業界や企業の情報を集めつつ、公務員にも惹かれていたので、3年生の夏前には公務員試験の勉強を開始。当初は民間企業と併願するか迷っていましたが、人や社会の役に立つことを実感できる仕事がしたいと思い、公務員に絞ることを決めました。試験勉強は独学でスタートするのが遅かったので不安もありましたが、無事に合格。地域の生活を豊かにすることに関わりたいと考えています。振り返ると、最初に参加した就職ガイダンスで就活の全体の流れが見えたからこそ、自分なりに計画を立てて最後まで頑張れたのだと思います。

東京女子大学での4年間

1年次

必修授業が多く、通学時間も長く、毎日へとへとになりましたが、線形代数学や微分積分学などの必修科目は基礎となり、必ず必要な知識だと思ったので力を入れて取り組みました。

2年次

大学生活に慣れて余裕が出てきたため、社会勉強のために模試の採点業者でのアルバイトを増やしました。興味を持った生物学の学びも深めていきました。

3年次

2年次で学んだ生物学の知識をさらに深めたいと思ったので、現象を解明することが出来る数理生物学を履修しました。学内で行われた就職ガイダンスを機に、企業の合同説明会やインターンシップに積極的に参加し、夏前に公務員試験の勉強を開始しました。公務員に絞ることを決めてからは勉強に集中し、独学を貫きました。

4年次

コロナ禍により公務員試験が2か月延期に。6月の本番を目標に計画を立ててきたため、試験本番まで気持ちや集中力を維持するのが大変でしたが、無事に合格することができました。卒業研究では興味のあった数理生物学の分野に取り組みました。

Another Face

社会勉強のために模試の採点業者でのアルバイトを経験しました。アルバイトを通して問題解決能力や幅広い世代の人との接し方が身についたことは、就職活動時のアピールポイントになりました。

My recommendation

東京女子大学の情報理学専攻は、全体的にフィードバックをしっかりしてくださる先生が多いことが一番の魅力です。理数系の授業は今まで得た知識を前提に進めることが特に多く、一度つまずくとその先もずっとつまずいてしまいがちです。先生方は、授業で分からないと質問を受けた内容に対して、次の授業の初めにきちんと説明してくださったので、安心して授業についていくことができました。