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東京女子大学

ストーリー

[在学生]

物事を深く考え、思考できる人間に。哲学の学びで成長を体感しています

人文学科哲学専攻3年<取材時の学年>沖縄県・私立昭和薬科大学附属高等学校 出身

高校時代、社会を学ぶために本を読み、さまざまな経験を積み重ねるうちに、みずからの思考力の浅さを痛感。物事を深く考え、思考できる人間になりたいと考え、哲学専攻を志望しました。1学年40人、女子だけの空間だからこそ、伸び伸びと意見を述べることができ、議論も活発です。西田幾多郎の『善の研究』を講読する、榊原ゼミの「東洋日本思想史演習」で、哲学的な抽象概念を理解する難しさと面白さを体感。哲学を学ぶとはどういうことか身をもって知る中で、大谷ゼミの「現代哲学演習」で出合った、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』は、言語哲学に興味を持つきっかけとなりました。言語哲学とは、言語の本質や思想、事物の関係といった、意味論的関係を対象とする学問です。
ウィトゲンシュタインの難解な理論について、大谷先生は私たちの素朴な疑問に寄り添い、丁寧に解説してくださいます。時には「答え」を見つけられず、着地点を見失う時もありますが、先生と学生みんなが共に考えることこそが、ゼミの楽しさだと知りました。言語哲学のエッセンスを学び、哲学の奥深さを日々感じています。