心惹かれる分野を究めていける充実した環境があります

情報理学専攻は、情報分野だけでなく、数学や自然科学など幅広い関連知識をともに学べるところが大きな魅力です。また3、4年次になるとプログラミングや情報など、自分の好奇心をかきたてる分野を重点的に学べる環境が整っているので、理系科目に興味があればきっと充実した学びが得られると思います。興味のある対象を究める最たるものがゼミ活動ですが、私が所属するのは数理生物学を研究するゼミ。数理生物学とは、生物にまつわるさまざまな現象について数理モデリングを通じて捉える分野です。たとえば、新型コロナウイルスがどういった条件で増減するのかも数式を使って検証できます。学習を進めるにつれ、どんな現象も数理生物学に落とし込んで考えることができるようになり、思考の柔軟性が高まりました。卒業論文のテーマは、お酒。発酵の種類と理想的な材料の量、得られるアルコール量の関連を研究し、就職先も酒類業界に決まりました。4年間で学んだ知見と思考力を生かし、「この人のおかげで商品の認知度が上がった」と思われるような活躍ができるように頑張ります。