中学生の頃から教師になるのが夢でした。英米文学に興味があったので、翻訳、英語学、演劇など多くの視点から英語を学ぶことができる国際英語専攻に進学。現在は中学校の英語教員を目指して教職課程の授業に力を入れて取り組んでいます。英語を使って英語を教える方法について学ぶ「Classroom English演習」では学生同士で議論する場が多く、効果的な指導法について意見交換することができました。授業の最終回に、実際に小学校を訪問して1年生の授業を担当したことも印象に残っています。今後は「学習者ビリーフ」(学習に対して持つ考え方や心情)について研究したいです。私自身は海外の映画やアニメーション作品をきっかけに英語に興味を持ち、高いモチベーションを持つことができましたが、受験のためだけに勉強するなど、英語に対しネガティブな印象を抱く学生が多いのが実情。学習者ビリーフについて理解することで、英語への苦手意識を軽減し、モチベーションを高められる授業づくりにつなげたいと考えています。
学習者の心情を理解し、モチベーションを高められる授業を
国際英語学科国際英語専攻3年<取材時の学年>神奈川県・私立横浜隼人高等学校 出身