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東京女子大学

ストーリー

[在学生]

歴史を多面・多角的に見る力を生かして、将来は歴史の奥深さを伝えられる先生に

人文学科歴史文化専攻3年<取材時の学年>東京都立豊多摩高等学校出身

高校生の頃に「近世イギリスの王を研究したい」と考え、近世イギリス史が専門の先生がいて、社会科の教員免許が取得できる本専攻を志望。リベラルアーツの学び、キリスト教系の授業や少人数教育はもとより、施設や学生の雰囲気も良く、進学してよかったと感じます。3年次から念願だった近世イギリスの王の研究を始めました。取り上げるのはイギリス史上で初めて女王として統治し、宗教改革期に生きたメアリ1世。「血のメアリ」と表現されマイナスイメージが強いですが、視点を変えれば治世への印象が変わると考え、ゼミや教職課程の授業で学んだ「歴史を多面・多角的に見る」方法を生かして研究を進めています。西洋近代は現代社会につながる事柄が多く生じた時代。その歴史を学ぶことで私たちが生きる社会がどのように成立しているのか理解できると考えています。
将来の目標は中学校の社会科教員です。生徒に寄り添うとともに、本専攻の学びで得た力を生かし、教科書では読み取れない内容まで生徒に伝えられる先生を目指します。