父親の仕事の関係で幼少期から海外で生活することがあり、人種や国家間関係、テロ等の問題を身近に感じてきました。成長するにつれ、国際問題や社会問題を学びたいと考えるようになり、国際関係専攻へ進学。現在は国際法を中心に学んでいます。国際法は多様な価値観や考え方を持つ国々を1つにまとめる重要な役割を担っており、学ぶことによって現在の社会情勢の実態を把握できると考えたからです。ゼミは2年連続で根本ゼミに所属。3年次は国際司法裁判所の判例をもとに読解やディベートを行い、国際法への理解を深めました。4年次では卒業論文執筆のため、英語文献の読解にも挑戦。文献調査の成果報告を通じ、他者の意見に触れ、自分の意見がより確立されました。またゼミでは毎週国際ニュースについて発表するため、国際情勢を追う習慣も身についたと感じます。卒業後は百貨店に総合職として入社する予定です。多くの人に「買い物」という身近な部分から、異文化共生や大量廃棄など社会問題へ関心を持ってもらえるよう努めていきたいと考えています。
国際社会の問題提起を身近な部分からアプローチしていきたい
国際社会学科国際関係専攻4年<取材時の学年>アメリカ合衆国テネシー州・Fred J. Page High School出身