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東京女子大学

ストーリー

[在学生]

「知のかけはし入学試験」での経験が、自分の頑張りたいことを見つけるきっかけになりました

心理・コミュニケーション学科 コミュニケーション専攻 3年次<取材時の学年> 徳島県立城南高等学校

私の進学ストーリー

高校時代はどんな活動をしていましたか

高校時代は課題研究を行っていました。普通科ではなく応用数理科に通っていたため、自分でテーマを設定し研究を行う課題研究が教育課程に組み込まれていました。自分が興味を持った分野について先生に指導していただきながら新しい気づきや学び見つけていくのは楽しかったです。また研究内容について、日本語と英語でプレゼンテーションする機会が複数回あり、発表のスキルも上がったと感じています。その他は放課後友人と飲食店でおしゃべりしたり、バンドを組んで文化祭に向けて練習したりして高校生活を楽しんでいました。

東京女子大学を知ったきっかけを教えてください

高校生の時はアナウンサーを目指していたので、アナウンサーの方の出身大学を調べる中で東京女子大学を知りました。

知のかけはし入学試験を知ったきっかけや印象を教えてください

高校3年生の時、経済的な問題で大学進学が難しいという背景がありました。志望している大学で奨学金制度がないか調べる中で、“挑戦する知性奨学金”と奨学金給付につながる“知のかけはし入学試験”を見つけました。私にとって奨学金によって進学をサポートしていただけることは学びへのかけはしになるものだったので、まさに私にとって「知のかけはし」となる入学試験だと感じました。

知のかけはし入学試験受験を決めた時の周りの反応を教えてください

国立大学の二次試験まで受験する予定だと担任の先生には伝えていたため、当初は驚かれました。しかし、私のクラスでは課外活動の成果を評価してくれる入試方法での合格率が高かったため、最終的には応援していただけました。両親は私の決定を尊重してくれるので特に反対はされませんでしたが、知のかけはし入学試験を受験すると決めたのが直前で、一般入試の対策も中途半端だったため心配されました。

受験対策はどんなことをしましたか

募集要項を読み、知のかけはし入試では「大学での学びを生かして、世界や社会をどう変えていきたいのか」という点が最も重要視されていると感じたため、「自分が大学で学びたいこと」「学んだことを社会でどう生かすか」を具体化することを最優先で行いました。具体化にあたって、社会のことを広く知る必要性を感じたため、新書をとにかく読み、社会で起こっている問題についてアンテナを張ることから始めました。新書には課題点・課題点に対してどのようなアプローチが現実で行われているか・(著書が考える)解決策などが掲載されているので、それをノートにまとめた後、自分の意見をメモするようにしていました。この対策が後々面接や小論文で効いてきたと感じています。
面接や小論文は一般的な対策を行いました。とにかく「①参考書を読んで大体の様式を掴む②自分で練習③先生方と練習して改善」です。


現在、そしてこれから

大学で何を学んでいますか

大学では、情報デザインやUXデザインについてゼミで学んでいます。ユーザにとってわかりやすいデザイン・嬉しくなるデザイン・楽しくなるデザインってなんだろう?とゼミの友人たちとうなりながら、日々学びを深めています。ゼミ以外ではWebプログラミング、ソフトを使ったWebサイトやアプリのデザイン、動画制作などとにかく手を動かして学ぼう!という科目を多く履修しています。そのため3年の後期では、レポート提出はほぼなく、作品の提出ばかりでした。私はレポートより作品を作る方が時間がかかるので少し大変でしたが、先生たちがしっかり評価とアドバイスをしてくださるし、友達の素敵な作品も沢山見られるのでとっても楽しいです。

これからどうなっていきたいですか

大学受験の際、入試制度をはじめ自分の“挑戦したい気持ち”を応援してくれるもののありがたみを感じていました。そのため、「人の“挑戦したい!”という気持ちを私もサポートしたい」という思いで就職活動を行い、人材系IT企業から内定をいただきました。大学での学びを生かしながら、関わる人全員の挑戦や自己実現を応援できる社会人になりたいです。
また、地方出身であるので、地方創生にも興味を持っています。地方を活性化できる仕組みについても考えていきたいです。

受験生へのメッセージ

大学受験を、皆さんの魅力をより深める機会にしちゃいましょう!

後にも先にも、こんなにも考えて、こんなにも頑張ることって中々ないんじゃないかなと思います。本当につらく感じるときもありますよね。でも、ありきたりな言葉かもしれないけれど、みなさんが大学に進学して何か選択する時や頑張ろうと思った時、その大変だった経験が自信になってみなさんを応援してくれます。自分のために頑張ったり色々考えたりする経験は自分という人間をより深く理解することにつながります。成功するか失敗するかに関わらず、知のかけはし入学試験は皆さんの魅力を今以上に深めてくれる入試だと感じています。私は知のかけはし入学試験で大学を受験したからこそ、「何を学びたいか分からないけどなんとなく大学に通う」とならずに済みました。私と同じように入試を通して皆さんが何を学び、深めたいかをはっきりさせられたら良いなと思います。健闘を祈ります!