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東京女子大学

ストーリー

[在学生]

持病を通じて、将来を考えるきっかけになりました

心理・コミュニケーション学科 心理学専攻 1年次<取材時の学年> 京都府・私立京都芸術大学附属高等学校

私の進学ストーリー

高校時代はどんな活動をしていましたか

学校の広報活動を行う同好会の代表をしていました。通信生高校の1期生として、何もないまっさらな状態から学校を創り上げていくという必要があったため、「学校創造同好会」という名で立ち上げたグループの中で、企画から実行まで全て生徒で行いました。不安を抱えて受験を検討する中学生のために何かできることはないか考え、「この高校が自分に合っているかどうか」を検討してもらえるようなコンテンツ作りを意識して活動をしていました。また、起立性調節障害という持病があるため、体調を考慮して通える通信制高校で、様子を見ながら3年間過ごしていました。

東京女子大学を知ったきっかけを教えてください

高校3年生の7月に大阪で開催された進学相談会で知りました。それまで大学の環境を重視した大学選びを行っていましたが、都心に近くてのびのびとした緑豊かな学校を探していた私には、明確に通いたいと思える学校が見つかりませんでした。しかし、東京女子大学の魅力的なカリキュラムや素晴らしい校舎、就職への手厚いサポートなど大学に関する説明を受け、「まさに私のための学校だ!絶対にこの大学に入学したい!」と強く感じました。

知のかけはし入学試験を知ったきっかけや印象を教えてください

知のかけはし入学試験についても合同説明会で知りました。もともと他大学の総合型選抜入試を受験するつもりだったため、今までの対策で得た知識や高校の同好会活動の経験を生かせると感じ、すぐに受験を決めました。他大学に比べてグループディスカッションなど選考内容が多く、合格できるか不安でしたが、入学したいという気持ちは誰にも負けない!と勇気を持って受験に挑みました。

知のかけはし入学試験受験を決めた時の周りの反応を教えてください

両親には進学相談会から帰宅してすぐに受験したいことを伝え、快く背中を押してもらえました。持病の関係でそもそも受験できる体調に整えられるかどうか不安でしたが、万全の状態で受験に臨めるよう、両親や高校の先生方にたくさんサポートしていただきました。また、親戚に東京女子大学を受験すると伝えた際、祖母が1番喜んでくれたのが印象的でした。

受験対策はどんなことをしましたか

高校3年生の春から総合型選抜対策の塾に通っていたため、その塾の先生に見ていただいていました。志望理由書は夏休みから練り、志望理由書を出願した後から面接の対策に移りました。小論文は夏前から時間内に制限文字数の8割を越えられるよう、大学問わずさまざまな問題を解いていました。また、知のかけはし入学試験の対策と並行して一般入試の勉強も続けていました。

現在、そしてこれから

大学で何を学んでいますか

1年次では心理学の4領域を基礎から学んでいます。最初から1つの領域に集中するのではなく、さまざまな領域を多面的に学ぶことでイメージしにくかった分野にも関心を持つことができました。入学前は「心理学=臨床」のイメージが強かったのですが、知覚・認知心理学や社会心理学など臨床以外の領域も私たちの身近に関わりが深いものが多く、学びがすぐに日常に反映されてとても楽しいです。実際に学ぶことで、心理学は複数の領域が関わり合って成り立つのだと実感しています。 印象に残っている授業は1年次演習で、毎授業異なる領域の論文を読み、少人数で意見交換をするという授業です。1年生からゼミを体験できることも東京女子大学の魅力だと感じています。

これからどうなっていきたいですか

まだ明確な目標は定まっていないのですが、心理学の学びを活用して誰かの人生の岐路に携わることのできる仕事に就きたいです。高校の同好会活動の経験を活かして、新しい環境へ踏み出すことに不安を持つ人の背中を押せるようになりたいと考えています。これから卒業までの3年間を通して、より心理学の学びを深めていきたいです。

受験生へのメッセージ

勇気を出して挑戦することが自信につながる

持病への不安を振り切って知のかけはし入学試験に挑戦したことで、熱望していた東京女子大学の合格をいただくことができました。入学前は毎日通えるかとても不安でしたが、そんなことを忘れるくらいとても幸せで充実した大学生活を送ることができています。何事も一歩踏み出すことには勇気がいります。でもその不安を乗り越えて挑戦した先にしか見えない景色が必ずあるはずです。皆さんが見据えた先の未来が充実したものになることを願っています。