藤田恵理特任講師、平工志穂教授（心理・コミュニケーション学科コミュニケーション専攻）の論文が大学体育スポーツ学研究優秀論文賞を受賞しました

藤田恵理特任講師、平工志穂教授（本学 心理・コミュニケーション学科コミュニケーション専攻）、田中幸夫教授（東京農工大学）（本学 非常勤講師）による共著論文「大学体育におけるこころの準備運動としての「笑い準備運動」の教育効果」（大学体育スポーツ学研究，20: 33-47.）が大学体育スポーツ学研究優秀論文賞（公益社団法人全国大学体育連合）を受賞しました。

令和5年度「大学体育スポーツ学研究」優秀論文賞は、2023年３月に発刊された「大学体育スポーツ学研究（第20号）」に掲載された論文のうち、特に優れたものの著者に贈られます。

本論文は、大学体育におけるこころの準備運動としての「笑い準備運動」が大学体育授業の教育効果に与える影響について、体育授業の主観的恩恵評価やコミュニケーション能力の観点から検証しました。その結果、「笑い準備運動」は、気分状態を改善することからメンタルヘルスに効果的であるとともに、コミュニケーション・スキルの向上といった大学体育授業の教育効果を高めることが示唆されました。

今後も、本学の「女性のウェルネス」領域における大学体育授業の効果を高める方法論の研究に取りくみ、心身の健康の基盤を養うウェルネス教育により、現代社会で活躍できる学生の育成に貢献していきます。