授与式後の記念撮影
2026年度川上貞子奨学金・江口裕子大学院奨学金授与式を7月23日(木)に行いました。
川上貞子奨学金は、1925年に本学を卒業した故川上貞子氏の「学究する後進のためにささげたい」というご遺志による奨学金です。本学出身者で、学業優秀にして大学院で研究を継続している方に授与されます。今年度は博士後期課程人間科学研究科の学生1名、理学研究科の学生1名、博士前期課程人間科学研究科の学生1名に授与されました。
江口裕子大学院奨学金は、本学名誉教授故江口裕子先生のご遺贈寄付を受け、2015年度より設けられた奨学金です。今年度は博士後期課程および博士前期課程合わせて6名の学生に授与されました。
授与式には太田学長、金野合同研究科会議議長、新田理学研究科会議議長、茂木人間科学研究科会議議長、花田大学院学生委員長が出席しました。賞状や採用決定通知の授与後、授与者がそれぞれの研究内容を紹介し、今後の抱負を語り、懇談となりました。
江口裕子大学院奨学生のこれからの抱負を以下に紹介します。
博士後期課程 人間科学研究科 人間文化科学専攻 I
この度は江口裕子奨学金に採用していただき誠にありがとうございます。
我々が世界を見るとき、その姿は、どこまで我々の見方に依存したものであると言えるのか。私は、この問いについて、ウィトゲンシュタインの著作を中心に、言語との関わりで探究していきたいと考えております。ご支援を励みに研究成果を学術論文、博士論文の形で発表できるよう研究により一層邁進してまいります。
我々が世界を見るとき、その姿は、どこまで我々の見方に依存したものであると言えるのか。私は、この問いについて、ウィトゲンシュタインの著作を中心に、言語との関わりで探究していきたいと考えております。ご支援を励みに研究成果を学術論文、博士論文の形で発表できるよう研究により一層邁進してまいります。
博士後期課程 人間科学研究科 人間文化科学専攻 G
この度は江口裕子大学院奨学金に採用していただき、温かいご支援を賜りましたことに心より感謝申し上げます。私は、南米パラグアイに在住する日本人移住者および日系二世のライフストーリー研究を行っています。人生の大半をパラグアイで過ごしてきた人々の語りを聴き、その経験や思いを多くの人に届けられるよう、今後も研究と実践活動に邁進してまいります。
博士後期課程 人間科学研究科 生涯人間科学専攻 E
この度は昨年度に引き続き江口裕子奨学金に採用していただき誠にありがとうございます。私はいまだ学術的に答えが出ていない「フルートの材質差が演奏者の知覚に与える影響のメカニズム」を解明することを目標に、認知心理学の観点から日々の研究に励んでおります。本奨学金を活かして実りある研究成果が残せるよう、より一層精進してまいります。
博士後期課程 理学研究科 数理科学専攻 N
この度は江口裕子大学院奨学金にご採用いただき、誠にありがとうございます。私はジャンプ型確率過程に対する確率解析を行っており、現在はジャンプ型確率過程の典型例であるLévy過程で非減少なものによって時間変更を施したランダムウォークとBrown運動の誤差評価を、Steinの方法を用いて得ることを目標としております。ご支援を励みに研究へと一層精進してまいります。
博士前期課程 人間科学研究科 人間社会科学専攻 K
この度は、江口裕子大学院奨学金にご採用いただき、心より御礼申し上げます。
私は、セクシュアルマイノリティ当事者に焦点を当てたジェンダー研究を行っております。修士論文では、高齢期におけるケアの視点から、当事者が直面する課題やニーズを明らかにしたいと考えております。今回のご支援を励みに、自身の知見や経験を深め、真摯に研究に取り組んで参ります。
私は、セクシュアルマイノリティ当事者に焦点を当てたジェンダー研究を行っております。修士論文では、高齢期におけるケアの視点から、当事者が直面する課題やニーズを明らかにしたいと考えております。今回のご支援を励みに、自身の知見や経験を深め、真摯に研究に取り組んで参ります。
博士前期課程 理学研究科 数理科学専攻 S
純粋数学の中の低次元トポロジー、とりわけ空間グラフの理論とその周辺分野について学んでおります。空間グラフの各種不変量について、形式的計算だけでなくそのアイディアを理解し、空間グラフをはじめとする低次元トポロジーにおいて意識される問題や直面している課題を学び、未解決の事項を整理して、その上で、新たな研究テーマを見出し、修士論文につながる独自の研究に取り組み、良い研究成果につなげたいです。