心理・コミュニケーション学科
人間の心やコミュニケーションの
仕組み・本質を実証的に分析し、世界を理解するための 新しい見方を学びます人間の心理、行動、コミュニケーションについて理解を深め、現代社会に生きる人間のあり方を実証的に分析し、他者と協働して問題解決する力を身につけます。
専攻一覧
学科主任からのメッセージ
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心理・コミュニケーション学科で学ぶとは?
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心理学とコミュニケーション研究の視点から、人間の真理に迫る科学的な方法論を身につけます。直接見ることのできない人の心を科学的に測定したり、メッセージが正しく伝わっているかを実験・調査を通して明らかにすることにより、未来志向の教養と行動力を身につけることができます。
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心理・コミュニケーション学科が向いている人とは?
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いろいろなことに興味や疑問を持つ好奇心旺盛な人、真実を追究したい人。また大学で身につける知識、科学的方法論、行動力を使い社会の問題を解決したいと願う人。学問や研究は常に進化しています。私たちとともに、心理学、コミュニケーション研究をさらに発展させることを望む、先進性のある人を歓迎します。
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カリキュラム
心理・コミュニケーション学科の理念・目的
心理・コミュニケーション学科は、心理学、コミュニケーションの分野を横断的に学ぶことを通して、分析能力、問題解決能力を養い、人間・社会・世界を科学的に探求し、現代に生きる人間のあり方を考究・提言できる人物の育成を目的とします。
心理・コミュニケーション学科のカリキュラムの特色
心理学、コミュニケーションの2専攻により構成され、人間のこころ、行動、情報と人間のかかわり、ことばとそのメカニズムを科学的方法によって探究する、心理・コミュニケーションの分野の教育を行います。
1、2年次では、心理・コミュニケーション学科で学んでゆく色々な分野について広く学ぶ「入門」とともに、各専攻の基礎となる知識や研究調査方法の習得を目指す「基盤講義」および「基盤演習」を履修し、それ以降のより専門的な学習に対する基礎体力をつけます。特に「基盤演習」は、少人数のクラス編成で、学生自らが主体的に文献の調査や発表、議論を行い、問題解決能力を身につけることを目指します。
2年次以降は、「特殊講義」により、学生が個々の関心に基づいて自らの知識を深めてゆくとともに、少人数での実習による体験学習を通して、心理学、コミュニケーション学の方法論や言語教育の現場に触れることができる「実験・実習」を履修します。最終的に「発展演習」では、学科科目の教育の成果を有機的に統合する形で、個々の学生が自らのテーマを決めて卒業研究プロジェクトに取り組みます。卒業論文は、自らの知的関心や問題意識に沿って研究テーマを設定し、資料・文献をもとに仮説を立て、これを調査・実験・実習等により検証して、明確な根拠とともに提示するという一連の営みを通じて、大学での勉強の集大成として作成します。卒業論文は、自発的な取り組みなしには完成不可能です。各自が問題意識をしっかり持つことが大切ですので、4年間を通して常に文献を読み、情報を得て、積極的にものを考えるよう心がけることを勧めます。
心理・コミュニケーション学科では、心理学、コミュニケーションの共通性、独自性について学び、1年次に学科での4年間の学びのパースペクティブを獲得する目的で学科共通の必修授業を置いています。
心理・コミュニケーション学科の必修科目
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1年次必修科目
心理・コミュニケーション概論
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人間の心を科学的に捉える理論や方法論を概観し、人間の心の特性や、多様化・情報化が進む社会の中で人がどのように情報を発信・受信して他者と関わり、共生していくのかについて学びます。
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1年次必修科目
心理学概論
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心理学全体にわたる基本的知識を身につけることを目指し、心理学の全体像をつかんだ上で、心理学の考え方やものの見方を学びます。また、領域ごとに異なる研究方法についても学びます。
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1年次必修科目
コミュニケーション概論Ⅰ
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多様化、情報化が進む社会において人とメディアによって発信される情報と、自己と他者理解、人間行動、社会認識との関わりを中心に幅広くコミュニケーション研究の基礎となる知識を学びます。
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学科データ
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2024年度の入学定員
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200 名
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クラス平均人数※1
(4年次必修演習クラス)
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心理学専攻
8.4 名コミュニケーション専攻
8.9 名
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就職率※2
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99.4 %
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進学者数
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15 名
専攻別進路決定状況(2023年3月卒業生)
- 就職率=就職者数/就職希望者数(%)
心理・コミュニケーション学科の
先輩の声-
子ども時代の温かな経験を育む支援員を目指して
心理・コミュニケーション学科心理学専攻4年次<取材時の学年>東京都・私立晃華学園高等学校 出身
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心理学の学びや異国での生活から多文化理解の心を養う
心理・コミュニケーション学科コミュニケーション専攻3年<取材時の学年>韓国 Kyunggi Girls’ High School 出身
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「知のかけはし入学試験」での経験が、自分の頑張りたいことを見つけるきっかけになりました
心理・コミュニケーション学科 コミュニケーション専攻 3年次<取材時の学年> 徳島県立城南高等学校
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持病を通じて、将来を考えるきっかけになりました
心理・コミュニケーション学科 心理学専攻 1年次<取材時の学年> 京都府・私立京都芸術大学附属高等学校
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生きづらさを感じる人の視野を広げるPRパーソンを目指して
心理・コミュニケーション学科コミュニケーション専攻4年<取材時の学年>静岡県立金谷高等学校 出身
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こころの健康を維持・促進することが心理学を学ぶ意義だと感じています
心理・コミュニケーション学科心理学専攻3年<取材時の学年>愛媛県立今治西高等学校出身
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身近なものだからこそ感じるメディアへの疑問。多角的な視点で見る大切さを学びました
心理・コミュニケーション学科コミュニケーション専攻4年<取材時の学年>東京都・私立八雲学園高等学校出身
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学生一人ひとりの関心に気づき、受け止めてくれる環境だからこそ、研究を続ける道を選べたのだと思う
心理・コミュニケーション学科心理学専攻4年<取材時の学年>山梨県立都留高等学校 出身
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人の心は多様で、未知なもの。セルフコントロールにも役立つ心理学
心理・コミュニケーション学科心理学専攻3年<取材時の学年>神奈川県・私立横浜女学院高等学校 出身
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メディアを多面的に捉える体系的な学びで、夢に近づきました
心理・コミュニケーション学科コミュニケーション専攻4年<取材時の学年>埼玉県立川越女子高等学校出身
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人々の輝く個性とそれぞれが抱く思いをテレビの先へ伝えたい
2012年 現代文化学部 コミュニケーション学科(当時)卒業 株式会社東京ビデオセンター ディレクター
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興味のあった心理学を学び、大学院への進学を決めました
人間科学科 心理学専攻4年<取材時の学年>千葉県立 八千代高等学校出身
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できることはすべてやり切り、最後までやり遂げる力が身につきました
現代教養学部 人間科学科 コミュニケーション専攻4年<取材時の学年>広島県・私立ノートルダム清心高等学校出身
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高1の時の先生との出会いが、進学の決め手に。今は先生のゼミに所属し、研究に励んでいます
心理・コミュニケーション学科 コミュニケーション専攻2年次<取材時の学年> 栃木県・栃木女子高等学校出身
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働く女性にワクワクを届けられるよう、自分自身が楽しんで、挑戦し続けたいです
1996年 現代文化学部言語文化学科(当時)卒業 株式会社小学館 女性メディア局プロデューサー兼 Oggi・Domaniブランド室 室長 塩谷 薫