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[レポート]

内田和成特別客員教授による「女子中高生のための仕事塾」開催レポート

Fri.

2024年8月5日(月)、昨年度の「中高生・大学生のための仕事塾」に続き「女子中高生のための仕事塾」を開催しました。このプログラムは、現代ビジネスの第一人者である内田和成特別客員教授による企画です。
「さまざまな職業に触れることで、自分の将来について型にはめずに自由に考えてもらいたい」という内田先生の思いの下、キャリアについて学び、考える機会を女子中高生に提供しました。

午前中は、ゲスト講師の方々による自己紹介・業務内容紹介とパネルディスカッションを行いました。講師は以下の4名(女性)です。
・株式会社NTTデータグループのグローバルマーケティング部門でマーケティングやイベント企画・運営に取り組む本学卒業生
・サントリー食品インターナショナルのブランドマネージャーとしてマーケティング・商品開発を担当するマーケッター
・株式会社資生堂のスキンケア製品研究開発担当者
・株式会社三井住友銀行の法人営業部担当者

パネルディスカッションでは、それぞれその仕事の面白さと苦労、 自らに課したミッションなどについて率直な話をしていただきました。

パネルディスカッションの様子

午後は、ゲスト講師による仕事体験ワークショップを実施しました。参加者は、4種類のワークショップのうち希望する2種類の仕事を体験しました。
  • 自動販売機用の新しい飲料の企画を考えました

  • 性質の異なる液体を調合して化粧水を作ってみました

  • 銀行の仕事や企業と銀行との関係について話し合いました

  • 魅力的なキャッチコピー作成の他、AI画像の会話機能体験も行いました

ワークショップ後の振り返りでは参加者から次々に質問や感想が寄せられ、ゲスト講師に丁寧に回答していただきました。

プログラム実施後のアンケートでは、午前のパネルディスカッションに対して約90%、午後の仕事体験ワークショップには95%を超える参加者が「大変満足」または「満足」と回答し、「会社のリアルな姿を理解することができた」、「大学での学びと職業との関連を深く考えることができた」といった意見も多くみられました。
当日は約50名の女子中高生が参加し、そのうち4割強は高校1年生でした。中学3年生の参加もあり、早期から女性のキャリアについて興味関心を持つ中高生に貴重な機会を提供することができました。
次回の開催に向け、プログラムをさらにブラッシュアップしながら内容を検討いたします。

ワークショップ後の振り返り

  • 内田 和成 氏

    東京女子大学特別客員教授、早稲田大学名誉教授
    東京大学工学部卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。日本航空を経て、ボストン ・コンサルティング・グループ(BCG)入社。2000年6月から04年12月までBCG日本代表。06年には「世界でもっとも有力なコンサルタントのトップ25人」(米コンサルティング・マガジン)に選出された。2006年から2022年3月、早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授。