2025年12月11日(木)、正木郁太郎ゼミ(心理・コミュニケーション学科心理学専攻3年)の学生12名が、企業との共同研究(株式会社オカムラ)で得られたデータの二次分析の発表会を実施しました。2025年8月から続くプロジェクトの成果を示す機会となりました。
心理学科の正木郁太郎准教授と株式会社オカムラは数年にわたり、オフィス環境の利用と組織における人の心理・行動やチームワークの関係について、共同研究を実施しています。この二次分析プロジェクトではゼミ活動の一環として、心理学の知識や統計分析のスキルを活かして調査データを分析し、学問と実践の関係を学ぶことを目的として実施されました。
2025年8月:オフィス見学会を開催
株式会社オカムラの協力をいただいて、オフィス見学会を開催しました。ゼミ生が参加し、学生生活ではなかなか馴染みが無い最新のオフィス環境の事情や、働き方に関する実態や課題を学ぶとともに、オカムラの社員の方々とディスカッションの時間もいただきました。
2025年10~12月:共同研究データの再分析
教員が株式会社オカムラと共同で実施した、オフィス環境の利用と働く人の心理・行動の関係についての大規模なアンケート調査データに対して、学生たちが再分析に取り組みました。学生がグループを組み、自ら仮説を立て、授業で修得した知識も活かしながら独自の視点で、数千人規模のデータの統計分析に挑戦しました。
ゼミでの分析作業の様子。グループで共同で仮説づくりや分析、発表準備を実施しました。
2025年12月:発表会
2025年12月11日(木)に、株式会社オカムラから3名の方にお越しいただき、発表会を開催しました。学生からは分析結果の報告のほか、オフィス環境や働き方の仕組みについての施策提案も実施し、フィードバックをいただきました。学生ならではの発想や着眼点、分析スキルなどについて講評をいただいたほか、企業所属の実務家や研究者としての視点から学生の今後に対して温かいメッセージや励ましもありました。
学生が実施したプレゼンテーションの一例。グループごとに様々な観点で、オフィス空間の設計と働く人の心理・行動の関係を分析し、提案を行いました。
本発表会の取り組みにより、学生は実際の共同研究データを再分析するという貴重な経験を積み、大学で学ぶ心理学や統計学の知識の活用方法など、研究活動をより実践的な形で学ぶことができました。次年度以降も、様々な企業との連携による教育的な試みを継続して実施する予定です。今後もこうした連携を通じて、学生にとってより充実した学びの環境を整えてまいります。