国際社会学科経済学専攻
3年次演習(経済学)Ⅰ・Ⅱ【松嶋一成教授担当クラスの場合】
主に組織の戦略、組織、イノベーションをテーマとして、理論や概念の習得と、その応用分析を行っていきます。その際、参加者同士での議論を重ねながら、物事を大きく深く考えていきます。
ポイント
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- 取り組むテーマ
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なぜ、あの企業は他の企業より儲かっているのか? なぜ、あのグループはみんなやる気に満ちているのか? なぜ、あの組織は迅速に意思決定ができるのか? 本演習では、営利企業はもちろん、様々な組織(皆さんが日常生活において所属する部活、サークル、ボランティア組織、など)を対象として、経営の諸問題を考えていきます。
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- アプローチ・アウトプット
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経営学や関連分野の理論や概念を学びながら、実際の組織の事例を基にケース分析を行います。同時に、学外での実地調査なども行い、問題への理解を深めます。また、社会科学における研究・調査の方法論も検討します。これらは卒業研究を進めていく上ではもちろん、卒業後のキャリアでも活かせる重要な知見となります。
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- 身につく力・学べること
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優れた分析を行うには、理論や概念を理解するだけでなく、実際に使いこなせるようになる必要があります。最終的には、組織を運営するマネージャーの視点をもって、組織の諸問題を論理的に考えて分析できるようになることを目指します。また、研究発表を通して、自身の考えを正確に伝える一方で、他人の考えを理解し、議論できるようになることも目標です。