申込不要受付中締切間近終了
東京女子大学

教授

シノザキ コウイチ

篠崎 晃一

現代教養学部 人文学科 日本文学専攻

研究キーワード

方言 / 言語行動 / 言語変化

研究分野

社会言語学 / 方言学

研究テーマ

方言も含めた現代日本語のバラエティや、各地の言語変化の動向について研究している。
最近は、言語行動やコミュニケーション場面の地域差にも注目している。

コメント

方言を研究対象にするといってもピンと来ないかもしれません。方言の中には『万葉集』や『源氏物語』に登場する古語が形を変えて残っているものも少なくありません。日本語の歴史をたどる貴重な言語資料だということができます。また、若い世代が生み出す新たな方言や方言自体の変容を捉えることで、言語変化のプロセスやその要因を探ることもできます。
また、方言は決して古臭いものではなく、店舗や施設の名称、観光ポスターなど地域PRの有効な手段としても活用されています。身近に潜む方言を発見し、その効果を探ってみるのも面白いかもしれません。

  • 主な担当授業・演習
    • 社会言語学
    • 社会言語学演習
    • 言語調査
    • 人文学特殊演習
  • 所属学協会・プロジェクト
    • 日本語学会
    • 日本方言研究会
  • 書籍等出版物(単著・共著)
    • 『それいけ!方言探偵団』(単著、平凡社、2021年)
    • 『例解新国語辞典 第十版』(共編著、三省堂、2021年)
    • 『東京のきつねが大阪でたぬきにばける 誤解されやすい方言小辞典』(単著、三省堂、2017年)
    • 『出身地(イナカ)がわかる方言』(共著、幻冬舎、2011年)