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東京女子大学

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[グローバル]

シンガポール国立大学主催サマーキャンプ参加

Fri.

国際社会学科経済学専攻の学生9名が、2025年7月7日(月)~19日(土)、シンガポール国立大学(NUS)が主催するAsian Undergraduate Symposium(AUS)2025に参加しました。 AUSは、アジア各国の大学生約300名が集い、アジアの未来を共に考える2週間の国際交流・学習プログラムです。シンガポール共和国大統領の特別講演もありました。

アジア各国の学生300人以上が一堂に集結。熱気あふれるチェックインの瞬間です

AUSでは、三つのテーマ——
① 持続可能性と再生(Sustainability & Regeneration)
② 多様性・公平性・包摂(Diversity, Equity & Inclusion)
③ 文化と遺産(Culture & Heritage)
をもとに、講義・チームディスカッション・現地学習(Learning Journey)を通して学びを深めました。

学生たちは、金継ぎ体験を通して「傷を受け入れ、再生する」日本文化の哲学を共有したり、障がい者アート活動や都市化の裏で失われつつある地域文化・生活を視察しました。

日本の伝統技法「金継ぎ」を体験し、割れた器を通して「人生の挫折と再生」を考えました

終盤では、チームで課題解決型プロジェクトに取り組み、ポスター・ビデオ・企画書を英語で作成・発表しました。国籍も価値観も異なるメンバーとの協働を通じて、学生たちは語学力だけでなく、課題設定力・リーダーシップ・チームワーク力を大きく伸ばしました。
最終日のCultural Nightでは、日本代表として浴衣やけん玉を紹介しました。参加学生からは「多様な価値観に触れ、自分の世界が大きく広がった」「世界で起きていることが身近に感じられるようになった」といった感想がありました。

Cultural Nightでは浴衣で登場!日本らしいおもてなしを披露しました

本学は今後も、学生がアジアの仲間たちと共に学び合い、グローバルな課題に自分の言葉で向き合う機会を積極的に提供していきます。