分野
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- 哲学・思想文化分野
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哲学を中心に、広く科学や倫理、芸術、宗教等、人間文化を構成する諸要素の全体を対象とし、その基礎的な研究を目指します。
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- 日本文学文化分野
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「日本語」という「ことば」の歴史、過去から現在に至る「日本文学」、日本の文化や思想に多大な影響を与えた「漢文学」に着目しつつ、古代から現代に至る「日本」という国の文化や思想について多角的に考究します。
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- 英語文学文化分野
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英語を媒体として織りなされる言葉と文化の諸形態を英米文学及び英語学を中心に考究します。
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- 歴史文化分野
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日本やアジア、ヨーロッパなどの諸地域・諸時代を対象とし、政治、経済、社会、文化の在り方について、歴史的な視角から理論的かつ実証的に検証することにより、その全体像を再構成し、同時に各部分の特徴を把握します。
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- 現代日本語・日本語教育分野
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「現代の日本語」について、その仕組みや特性、社会における多様性を探求し、実践の場としての日本語教育への応用を目指します。
カリキュラム
人間科学研究科 人間文化科学専攻の共通科目
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1年次必修科目
人間文化科学基礎演習 -
人間の営みと知の所産である文化の諸相を実践的かつ統合的に理解し、人間文化科学探求の基礎を養うために、人間文化科学を構成する五分野の具体的な研究事例を、多分野からの視点を交えて多角的に検討する演習を行い、分野間の有効な交流をはかります。
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1年次選択必修科目
人間文化科学研究法 -
時代的にも地域的にも多彩な人間文化科学を探求するための基本的な研究法を、豊富な先行研究とそれらが有する今後の課題を軸にして、学生が各種の研究法に精通することを目指します。
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1年次選択必修科目
人間文化交流研究 -
人間文化科学を研究する上で不可欠な異文化間交流について、その態様や内容、受容や変容を含むさまざまな関係などを、具体的な事例をもとに多角的に考察し、人間文化科学が内包するダイナミズムを提示します。
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2年次必修科目
論文指導演習Ⅰ・Ⅱ -
各研究分野の成果として最も重視する修士論文の一貫した指導を行います。
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取得可能な資格
育成したい人材像と修了後の進路
- 大学・短期大学、国公立研究所、大学付属研究所等で専門の教育研究にあたる教員や研究員など
- 出版業等で高度な専門知識を要求される専門職や翻訳者など
- 省庁、自治体の図書館等で高度な知識と分析力を要求される専門職など
- 青年海外協力隊等を含む、国連、 国内、海外のNGO、NPOで高度な地域研究の知見を求められる専門職など