前期末卒業者・修了者 キャンパスを巣立つ(2017年9月20日)
小野祥子学長からは次の告辞があった。
卒業論文・修士論文を執筆する過程で、ものごとを主体的・論理的に考え、結論を導き出す力を各自が身につけたことと思う。この能力を封じ込めることなく、また自分ひとりではなく他者のために活かす働きをしてほしい。第2代学長安井てつ先生は、1897年(明治30年)、不安を抱きつつも国費留学生としてイギリスに渡り、与えられた使命をしっかり果たした。皆さんもこの勇気にならい、「すべて真実なこと」を探求し「犠牲と奉仕」の信念を持って、自分の知識と能力を人類、社会のために役立てることのできる女性として努力していただきたいと願っている。
卒業論文・修士論文を執筆する過程で、ものごとを主体的・論理的に考え、結論を導き出す力を各自が身につけたことと思う。この能力を封じ込めることなく、また自分ひとりではなく他者のために活かす働きをしてほしい。第2代学長安井てつ先生は、1897年(明治30年)、不安を抱きつつも国費留学生としてイギリスに渡り、与えられた使命をしっかり果たした。皆さんもこの勇気にならい、「すべて真実なこと」を探求し「犠牲と奉仕」の信念を持って、自分の知識と能力を人類、社会のために役立てることのできる女性として努力していただきたいと願っている。
父母懇談会
9月16日(土)、2017年度父母懇談会が開催された。約570世帯のご家族が来場され、キャンパスでの一日を満喫された。
現況報告会では、小野学長の挨拶に始まり、原田学部長より本学の5つの魅力や、創立100周年に向けた取り組み、留学制度「スタディ・アブロード・プログラム」など国際交流に関して報告があった。樋脇全学共通教育部長からは、全学共通カリキュラムや英語教育、「大学教育再生加速プログラム」について説明があった。
就職説明会、留学説明会、個別面談、学生によるキャンパス・ツアーにも多くの方にご参加いただいた。また、お茶会場ではサークルの課外活動報告として、写真部の作品展示のほか、表千家茶道会がお点前を披露し、日頃の活動の成果を発揮した。
現況報告会では、小野学長の挨拶に始まり、原田学部長より本学の5つの魅力や、創立100周年に向けた取り組み、留学制度「スタディ・アブロード・プログラム」など国際交流に関して報告があった。樋脇全学共通教育部長からは、全学共通カリキュラムや英語教育、「大学教育再生加速プログラム」について説明があった。
就職説明会、留学説明会、個別面談、学生によるキャンパス・ツアーにも多くの方にご参加いただいた。また、お茶会場ではサークルの課外活動報告として、写真部の作品展示のほか、表千家茶道会がお点前を披露し、日頃の活動の成果を発揮した。
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▲現況報告会
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▲お茶会場の様子
第9回 東日本大震災復興支援ボランティア報告
今回の岩手県大槌町での復興支援ボランティアは、28名の学生が参加した。内2名の学生は、1年次から連続して参加した4年次であった。活動内容は、ハンドベルコンサート、仮設団地での交流会、老人ホームでのレクリエーションと清掃、保育園の夕涼み会の手伝い等であった。最終日には、日本キリスト教団新生釜石教会の主日礼拝に参加をし、甚大な津波被害を受けた教会堂で「平和」についてのみ言葉に耳を傾け、4日間の活動を締めくくった。
キャンパスの樹木整備について
事務局長 佐野知子
8月に講堂、チャペル、1号館周辺の樹木を整備した。これまで本学の正門付近の景観を形成しキャンパスに豊かな緑陰を与えてきた樹木群だが、近年は育ちすぎ、老木・危険木となったものがあるほか、幹の接触による建物への圧迫、落ち葉による屋上排水口・排水管の詰まり、高木への落雷の危険、カラス、スズメバチの巣になるなどの問題が生じてきた。そのため、①人や車の安全確保、②建物への被害軽減、③樹木の自然な成長、の3点を重視し、伐採を含む整備を行った。
今回の整備により、チャペルは久しぶりにその全貌を現し、チャペルにはステンドグラスの優美な光が差し込むようになり、A・レーモンドが設計した意匠を隅々まで鑑賞できるようになった。
今回剪定された木々は歳月を経たのちに、再び樹形を整えていく。これまで樹木が与えてくれた恩恵に感謝するとともに、キャンパスの新しい景観を大切にしていきたい。(さの・ともこ)
8月に講堂、チャペル、1号館周辺の樹木を整備した。これまで本学の正門付近の景観を形成しキャンパスに豊かな緑陰を与えてきた樹木群だが、近年は育ちすぎ、老木・危険木となったものがあるほか、幹の接触による建物への圧迫、落ち葉による屋上排水口・排水管の詰まり、高木への落雷の危険、カラス、スズメバチの巣になるなどの問題が生じてきた。そのため、①人や車の安全確保、②建物への被害軽減、③樹木の自然な成長、の3点を重視し、伐採を含む整備を行った。
今回の整備により、チャペルは久しぶりにその全貌を現し、チャペルにはステンドグラスの優美な光が差し込むようになり、A・レーモンドが設計した意匠を隅々まで鑑賞できるようになった。
今回剪定された木々は歳月を経たのちに、再び樹形を整えていく。これまで樹木が与えてくれた恩恵に感謝するとともに、キャンパスの新しい景観を大切にしていきたい。(さの・ともこ)