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東京女子大学

心理・コミュニケーション学科コミュニケーション専攻

3年次演習(コミュニケーション)Ⅰ・Ⅱ【13クラス】

(松尾慎教授担当クラスの場合-多文化交流実践演習-)出自、母語、性自認、障がいの有無などの文化的背景が異なる人々が共生する公正な社会を構築していくことが日本の国内外で重要な課題となっています。課題解決のために必要な基礎知識を学ぶとともに実践力を構築していきます。

ポイント

  • 取り組むテーマ

    海外をルーツにもつ家族が日本に多数暮らしています。その中には、両親の母語をあまり話さず、両親の日本語力の低さを「恥ずかしい」と思う子どもが多くいます。また、東日本大震災では、聴覚に障害がある人の中に、避難情報を得ることができず亡くなった人もいました。こうしたことを「しょうがない」ですましたくありません。このような「多文化」「ことば」にまつわる様々なテーマを取り上げ、公正な共生社会のあり方を検討します。

  • アプローチ・アウトプット

    論文や資料を読み込んだり、映像資料を「真実」とは何か深く考えながら視聴したりします。多くの場合、「正解」のないテーマについて学生主体で徹底的な議論を行ないます。例年、東京都主催の大学生多文化共生プレゼン・コンテストに出場しています。学外で多文化共生に関わるワークショップや実践を企画運営することもあります。

  • 身につく力・学べること

    経済産業省も提唱している「社会人基礎力」を身につけます。まず、社会の諸問題に対する感度を上げ「考え抜く力」を養います。その過程で、傾聴力、発信能力を大切に「前に踏み出す力」、「チームで働く力」を養い、実践力を高め、公正な共生社会を構築するために必要な知識・課題把握能力・コミュニケーション能力・行動力を身につけます。

担当教員

  • その他の教員も担当します