情報数理科学科
情報科学、AI・データサイエンス、数理科学を駆使して自然現象や社会現象を分析・解明する
現代の高度な情報社会において必要な情報科学、 AI・データサイエンスの技術を修得。
数学や自然科学の知識を応用した自然現象や社会現象のコンピュータシミュレーションを実践する力も養います。
第2代学長である「安井てつ」の『いかなる学問にも数理的能力は必要』という信念に基づく学びを通じ、論理的な思考力を養い、ICT(情報通信技術) 社会において幅広く活躍できる人物を目指します。
専攻一覧
学びのポイント
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01
数理科学(数学・自然科学)、情報科学、AI・データサイエンスを分野横断的に学ぶ
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02
自然現象や社会現象を数式で表現する数理モデルを活用し、課題解決に導く力をつける
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03
プログラミング、ネットワーク設計、コンピュータシミュレーション、データサイエンスなどの情報技術を学び実践的能力を養う
情報数理科学科で学べること
情報数理科学科のカリキュラムの特色
情報科学、AI・データサイエンス、数理科学に関して横断的に学習し、課題に対する分析力・対応力を養う
学科主任からのメッセージ
情報数理科学科で探究できる問いの例
スマホや計算機が出す答えは間違っている?
スマホやコンピュータでの計算には四捨五入などにより誤差が含まれるもの。結果の信頼性を高めるには誤差を正確に評価し、最小限に抑えることが必要です。これを満たす正確な計算技術は、AIが生成した内容の質保証や数学の未解決問題を解く手がかりとして活用可能で、現代科学や技術、新しい発見において不可欠な役割を果たします。
答えてくれたのは
劉 雪峰 教授
神様のように万能なAIを創ることはできるのか?
AI関連の研究分野の一つ「機械学習」ではコンピュータに学習能力を与えることを目指しています。さまざまな手法が考えられてきましたが、教師付き学習に関しては万能なものはなく、各問題に合わせた手法の選択が必要です。AI研究には現実的で着実な歩みが求められますが、一方で新たな枠組みを考案すれば、神様のようなAIを創れるという夢も膨らみます。
答えてくれたのは
新田 徹 教授
消極的事実の証明(悪魔の証明)
世の中には解決が求められるさまざまな問題があります。しかしすべての問題が解決できるとは限りません。数学でも同様で、まず解があるのか、解がどれくらいあるのかをよく考えます。存在しないことの証明は現実世界では難しい問題ですが、理論上は非存在を証明できるところが数学の醍醐味の一つと言えるでしょう。
答えてくれたのは
山内 博 教授
情報数理科学科の
先輩の声-
人々の暮らしの中に ITで新しい「当たり前」をつくりたい
数理科学科情報理学専攻4年<取材時の学年>東京都立国分寺高等学校 出身
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「まだ世の中にないもの」の追究へと導いてくれたリベラルアーツの創造的な学び
数理科学科情報理学専攻4年<取材時の学年>静岡県立静岡高等学校 出身
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大学での数学は証明が中心。疑問がクリアになり、学ぶ楽しさを実感しています
数理科学科数学専攻※3年<取材時の学年>茨城県立下館第一高等学校出身